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住まいと暮らしのデザインブック住まいNET信州 vol.40
2022年2月18日

[掲載内容]
■メイン特集:絵と本と音楽のある家
慌ただしく過ぎ行く毎日の時間のなかで、ちょっとだけ足をとめてみる。
ほんの一瞬、別世界に想いを馳せてみる。
するとなぜだか、尖っていた心が穏やかになったり、沈んでいた気持ちが少しだけ上向いたり......
絵や本や音楽には、そんなチカラがあるのかもしれません。
アカデミックでハードルが高い、何をどう選んでいいのかわからない、そう敬遠している人も少なくないけれどアートってもっと自由なもの。
今回は、絵と本と音楽に囲まれた、小川博さん・智子さんご夫妻の住まいを覗かせてもらいました。
繰り返す毎日を愛おしむ心の鍵を探します。
■サブ特集:歴史を紡ぐ庭づくり
樹齢100年を超える貫禄ある古木。
晩秋を迎えた落葉樹の絶妙なグラデーション。
波打つ白砂利と瑞々しいリュウノヒゲや苔のコントラスト。
空間全体の印象を引き締める立石と添石。
風格ある日本家屋の前には、威風堂々とした純和風庭園が広がっています。
十数年前にこの庭園を設計・施工したのは小森造園の2代目、小森進さん。
身ひとつで軽々と高い木のてっぺんに登っているのは、息子で3代目の小森穂高さんです。
創業から48年。2代目から3代目へ、昨今では希少な作庭の技法を受け継ぎながら、 住まい手の理想を叶えようと多様な庭づくりに奔走する、小森造園のこれまでと、これからと。